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PBA 2日目(2)◆パリの地下鉄
    2005年 12月 13日
なんだかんだで、もう朝9時。
さて、どこいこっか?

当初の予定では、滞在中のモンマルトルを観光して、その後
エッフェル界隈へ向かうつもりだったけど、外はまだ薄暗い。

急遽予定を変更し、地下鉄に乗る事に。
まだ、地下鉄の乗り継ぎが出来るか不安だったので、
まずは乗継なしで行けるコンコルド駅へ行くことにした。
(ホップ・ステップ・ジャンプのホップからね^^;)

ホテルの最寄り駅は、地下鉄12号線のアベス駅。
モンマルトルへの入り口である。
駅へはアベス通りを抜けていくけど、通りにはクリスマスイルミネーション
のアーチがかかっていて、通り沿いのカフェには、サンタのオブジェが!

PBA 2日目(2)◆パリの地下鉄_f0025795_15101945.jpg

クリスマスって素敵★

なんでも、このアベス駅の入り口は、パリに2つしかない
貴重なギマール設計のアールヌーヴォー様式の造りとの事。

ふ~ん。
とりあえず、ワンショット。
PBA 2日目(2)◆パリの地下鉄_f0025795_1516977.jpg

あとから気づいたけど、他の駅も同じような造りなので
いったいどの辺りがギマールなのか、ちとわかんなかった。

今日は火曜日。そしてパリを発つのが日曜日。
迷わず、カルトオランジュ(定期券)を購入することに。

カルトオランジュは、一週間と一ヶ月があって、旅行者に
大いに関係があるのが1週間用のエブドゥマデール。
ゾーンで値段が更にわかれるけど、ゾーン1~2で
充分観光は網羅出来る。ただし、月~日曜と使用期間が
決められていて、発売も、その週分は水曜までとなって
いるので、パリにやってきた日や出国する日が週またぎに
なったりすると、購入出来ないし、購入出来ても中途半端
だったりする。丁度良い人は絶対買うべし。


「カルトオランジュ エブドゥマデール シルブプレ」
通じたかしら?

するとレジに「15.70ユーロ」と表示された。
よしよし、ガイドブックと同じ料金だわ♪

お金を払うと、駅員さん切符をポイっとほってきた。
カードは?ケースは?
少し待ったが、言わないとくれないようなので催促。
そっか、追加で買う人は今までのカードを使用すれば
よいからくれないのね。
という事は、私は少なくても1週間以上滞在してる人だと
思われたのかしら?

カードとケース頂戴!とジェスチャー交じりで無事GET♪
おもむろに日本から持ってきておいた写真をカードに
貼り付け(シール貼付になってる)、カードの番号を切符に
書き写した。

PBA 2日目(2)◆パリの地下鉄_f0025795_1534043.jpg

よし、カンペキ☆

さっそく切符を改札機に挿入し、目の前の回転バーを押してみた。
入れた♪
順調、順調!

さて、ホームが分かれてる。
コンコルドはどっちのホームかしら。
前もってガイドブックから切り抜いておいた地下鉄路線図(めちゃ便利)で
各方面の終点駅をチェック。行くべきホームへ向けて突進。

構内は看板がちゃんと出てるので、たいへんわかりやすい。
私の地下鉄路線図は、表面がフランス語表記、裏面が日本語表記で
ダブルで乗っているため、たいへん機能的。
(このあとアムステルダムへ向かうまでの6日間、大変お世話になりました)
パリ
ブルーガイド海外版出版部 / 実業之日本社
★このガイドブックの携帯用路線図を使用。
どこのガイドの路線図よりも一番わかり易い。



ガイドブックで前もって電車の乗り方を見ていたので、
どうも日本とは勝手が違うようで、手動式ドアが多いのは
知っていた。
その中で、ハンドル式のドアがあって、それがどうもよくわからない。

どうか、しょっぱなからハンドル式ではありませんように・・・

こんな些細な願いも神様には通じず、ホームに滑り込んできたのは
ハンドル式の車両!

がび~ん。

全くやり方がわからないので、急いで他の乗客の後ろへ回り
くっついて乗車した^^;

ドアは手動で閉めるのかしら?

と、疑問に思いつつも、そのまま奥地に入り込んで様子を見ていたら
ドアは自動で閉まった。
なるほど。開けるときだけ手動なのね。

降りるときは自分でやらなきゃいけないかもしれないから
しっかり見ておかなきゃ!
幸い、コンコルド駅まではまだ先なので、観察時間たっぷり。

しかし、乗ってくる人はいるものの、なかなか誰も降りない。
降りても人の影で全く見えない。う~ん、困った。

それにしても、降りる人はまだ電車が動いてるうちからドアをあけ
降車してる。すごいなぁ。

そして、気づいた事がひとつ。
ドアは完全な手動式ではなく、ハンドルを回してカギをあけるだけで
ドア自体は自動なんだ!
ようは、ハンドル回して横にドアをスライドさせる必要はなく、
ただハンドルをひねればいいだけ。

へぇ~。

そして次の停車駅はコンコルド。
どうもここのドアからは誰も降りなさそうだ。
乗る人がいても、観察の結果、ドアを開けるのは降りる人・・という
暗黙のルールがある模様。

でもどっちにハンドル回すの?
みんな簡単に開けてたけど。。

勇気を振り絞って、停車と同時にハンドルをひねってみた。

う、動かない!!

ガチャガチャ下にひねったがビクリともせず、ドアの外で待っている
これから乗ろうとしている女性も、隣で立っていた男性も
その様子に気づき、急いで手をさしのべようとした、そのとき、
上にひねったら、瞬間ドアが開いた。

あ~びびった★

なるほど。上にひねるのね^^;
研究(?)の結果、乗車する時はハンドルを左回りに、降車する時は
右回りに回せば開く事を発見。

もっと簡単に説明すると、ドアのハンドルは斜めに傾いているので、
乗車降車問わず、そのまま傾いている方向へ上にあげれば良い。
図解するとこんな感じ↓
PBA 2日目(2)◆パリの地下鉄_f0025795_1635745.jpg
下手でゴメン。
   
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