PBA 3日目(4)◆オペラ・バスティーユの夜
    2005年 12月 14日
パリにつくと、道路が雨で濡れていた。
ブリュッセルでも朝に雨が降っていたようだったので、その雨雲が
パリに移動し、そして去っていたのかもしれない。
すると、私は雨雲を避けて、今日一日過ごしていたという事に。ラッキー。

しかし、ブリュッセルで彷徨ったせいで、余計な体力を使い、
16時45分、クタクタでホテルへ戻ってきたが、
ゆっくり出来るのは18時くらいまで。

日本でオペラのHPにて、事前に今夜のチケットを予約してあり、
予約画面の印刷画面コピーを開演45分前までに
"Réservations par téléphone et Internet"という
カウンターにてチケットと交換しなければならない。

今回予約した演目は、バレエ「Le Lac des cygnes」で、
19時半開演なので、遅くとも18時45分までには行かなきゃいけないんです。

実はオペラ座のHPは、予約画面になると英語も選択出来るけど
それまでは全部フランス語。カレンダーを見て自分の訪仏時期に
上演している演目を調べるんだけど、タイトルだけではちっとも
どんな内容のものなのかわからなかったんです。
(しかもそこまで辿りつくまでも時間掛かった)

でも、今回私の見られる演目は「Le Lac des cygnes」しかなく、
選択余地もなし。オペラガルニエでの鑑賞が第一希望でしたが
残念ながらオペラとバレエは、この時期ガルニエでは上演されておらず
しぶしぶバスティーユにしたわけ。

まあ、バレエが第一希望だったし、詳しくないから何を見ても
一緒だからいいかって感じだったんだけど、

画像では、男性と女性が華麗かつ上品に踊っているので
これなら問題ないであろう・・と、適当に予約をしたんですが、
数日後、ふと思い立って、このタイトルを日本語に訳してみたら

なんと
白鳥の湖
ではないですか!

バレエのバの字も知らない私ですが、さすがに
「白鳥の湖」くらいは知ってますよ☆
初心者が見るにはもってこい!この偶然には正直驚いた。ついてる!

しかも予約時、安い席はもう売り切れており、選択出来る中で一番安いのが
41ユーロの、ランクでいうと4ランク目(まだ下に3~4ランクある)の席で、
この席も残り1席しかなく、これを逃すと80ユーロ以上の席しか
残ってなかったから更にラッキー。
日本円で1万以上出す気はなかったので、速攻メンバー登録し、
自分のIDを取得後、予約画面にてクレジットカード購入。

郵送もしてくれるみたいだけど、届かないとヤキモキするし、
面倒なので劇場引き換えを選択しました。

さて、
ベッドで横になってたお陰で少し生気も戻ってきた。
朝4時に起きたのでもう眠いが(昨日からいうともう寝る時間)、
今回の旅行のメインイベントに出かけますか。

地下鉄でコンコルド駅で1号線に乗り換え、バスティーユへ向かう。
1号線は完全に自動ドアで日本と同じなので余計な手間なく乗車降車も
ラクチン。

バスティーユ駅につき出口に向かって進むと、通路には
バスティーユ牢獄の写真が飾ってある。
現在ではすでに、牢獄はないので、貴重な資料だ。
写真を撮りたかったが、地下鉄通路で写真を撮ると目立ちそうなので
遠慮する事に。今考えるとちょっと後悔。

外へ出ると、出口のすぐ脇がもうオペラ座だった。

入り口付近にはすでにたくさんの人が。
記念に写真を撮ってる人もいる。
もう外は薄暗いが、私も記念にバスティーユ広場をパチリ。
小雨が振り出し、地面が濡れた夜景がキレイだけど
残念、ブレてる。。。
f0025795_19385870.jpg
入り口には簡単な手荷物検査があり、私は手ぶらだったので素通り。
何故手ぶらかっていうと、夜遅くなりそうだったので強盗防止に^^;
念には念を。

チケットを見せて中に入るが、私はないのでコピーを見せて
どこで取り替えられるのか聞いたら、左手方面との事。

入り口のすぐ左手には向かい合ったカウンターというか
インフォメーションみたいなものがあり、奥にはこちらを向いたカウンタ-が
もう一つある。
しかし、どこにも"Réservations par téléphone et Internet"
と表示はなく、とりあえず一番奥のカウンターへ行ってみた。

コピーを出して
「コレどこでチケットと取り替えるの?」
と聞くと、
「ココでいいんですよ」
と言ったか言わずか忘れたが、コピーを見ながらたくさんの封筒の
中から1つを私に差し出した。

白い封筒に窓が付いていて、そこには私の住所と氏名が。
中を開けるとチケットがちゃんと入っていた。
席も、予約確定後に表示された番号と一緒だ。
f0025795_19503673.jpg

19時になると同時に、ポールで塞がれていた入り口を
係員数名でよけだした。

開場だ。

待ちくたびれたので、すぐ中に入ったが、一体自分の席が何処なのか
ちっとも判らない。
日本にいるうちにオペラ・バスティーユの座席表を調べておいたので
(「PARTERRE」を英訳したら「FLOOR」だったので)
1階の端っこの席っぽいな、と思っていたんだが、
その1階もどこから入るのか不明。
とりあえず、目の前のエレベーターに乗り、ひとつ上で下りた。

ちょうど劇場のドアを開けていた係のお兄さんがいたので
「席教えて~」
と、駆け寄っていったら、満面の笑顔で席まで案内してくれた。
やっぱり国家公務員だけあって感じが良い。

すると、予想通り端っこの席だったんだが、なぜかその席は
1番前(最前列)だった。
おかしいな、3列ってチケットには書いてあるけど・・
と思ったが、床を見るとちゃんと「3」と書いてある。
端っこでこれ以上前だと見ずらいせいからかな。
とにかく端っこだけど最前列よ!やった!

ガルニエだと端っこの席は見えない部分が多い可能性があるが
バスティーユは近代的な造りなので、端っこでも舞台全部がちゃんと
見える。しかも、近くて顔をバッチリ!

開演後、しばらくは華麗な踊りに見入って、
わー、すごい~♪
なんて楽しんでいて、写真を撮ってる観光客がいると、
上演中に写真を撮るなんてマナー違反じゃないのかしら??
と少し憤慨しつつも、自分も撮りたくてうずうずしていた。

しかし1時間半くらいたつと、悲しい事に段々飽きてきた。。
でも、たまに知ってる曲が流れると嬉しくなる。
その繰り返し。

いったい何時に終わるのかなぁ。。。

なんて考え出したらもうアウト★
いつのまにやら目が閉じていて、ところどころ意識不明。
そうだ、今日は歩きすぎて疲れたな・・なんて思いながら。

ふと、大きな歓声で目が覚めた。
オデットが悪魔?に連れ去られていっちゃった。

あれ?もしや終わっちゃった??
白鳥の湖って、こんな終わり方だっけ?

すぐにカーテンコールが始まったので
私も我慢していたカメラを取り出しパチリ。やっと撮れた。
f0025795_20201386.jpg
写真取れて満足。
さあ、帰ろう!と思ったけど、カーテンコールがしつこいくらい続き
なかなか席を立てない。
5~6回(もっとか?)繰り返されたあと、ついに開放された。

外へ出て、皆が流れ込む地下鉄へ降りる。
本当は夜間の地下鉄は怖かったけど、こんなにたくさんの人が
乗るなら問題なさそうだ。

駅で時計をチェック。一体いま何時?
なんと10時半!3時間も上演していたらしい!
そりゃ、途中で眠くもなるよな。と、妙に納得。

流れるように改札へ進み、カルト・オランジュの切符を投入後
回転バーを向こうへ押した・・が、回らない!
なんとエラー表示されている!
込んでいて大迷惑な中、3~4回試したが同じくエラー!

なんで?

そういえば、今朝、北駅へ向かうためにアベス駅で
切符を通した時もエラーになったんだった。
その時は駅員に言ったら、切符をチェックし、
「問題ないから、もっとゆっくりやりなさい」
みたいなエラソーな対応をされ、再度試したら通れたっけ。

しかし、またエラーになるなんて、磁気がおかしくなったに
違いない!!
昨日使っただけなのに!

怒りモードで、窓口へ行くと、なんと誰もいない。
もう無人になってしまったらしい。
困った。
横を見ると、切符を買おうとしているカップルが、お札しか
なくて自販機で購入出来ず、更に駅員もおらずで困っていた。

まったく、最後までいろよな!

と不満気味だが、いつまでもココにいてもしょうがないので
切符を購入する事にした。
カップルはクレジットカードで購入したらしく、もういない。
私は小銭を持ち合わせていたので自販機で無事購入し
家路(ホテル路?)へ向かった。

しかし、帰りの電車の中、余計に支払う事になったこの
切符代、1.40ユーロが許せず、ムカムカしていた。
ホテルに帰ってからも、ずっとムカついていたが、さすがに
疲れには勝てず、そのまま気づいたら眠っていた。

しかし
明日になったら絶対駅員に文句を言ってやる!
と心に誓ったのであった。
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