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1/17 憧れのFoyer Madeleineのランチ
    2006年 01月 17日
4時起床。ちょっと眠い。

今日はプランタンのファッションショーを見に行く。
3日前にネットから予約をしたら昨日返信が来ていた。
予約が取れたとの事。
メールには、ショーは10時からだけど、
プランタンは9時35分OPENなのでお早めにモード館グランドフロア奥の
パリ高島屋までお越しください。となっていたので、
早めにホテルを出たら9時10分に着いてしまった。

外は雨が結構降っているので屋根の下で待つ。

ふと、目に飛び込んできた北欧ブランドH&Mの看板!
パリは現在バーゲン真っ只中なので入り口には開店を待ちわびる
地元の若者が。外壁には50%オフの旗が掲げてある。

プランタンより5分早い9時半に開店したので、
私も中へ入ってみる事にした。
50%オフは一部の売れない商品のみで、
他は普通の値段みたいだが、可愛い服やバッグがあって
しかも普通の値段なのに安い。
これはショーのあと、じっくり見なきゃね。

さて、開店間もなく客も少ないプランタンに入り、一路高島屋へ。

ちょうどディスプレイを整えていたおばさま店員(日本人)と
目があったので、ショーを予約した旨伝えると奥から招待券と
6FのカフェFLOで使える無料のドリンクチケット、そして
日本語で書かれた館内案内図、旅行者用の10%割引クーポンを
持ってきて、すごく丁寧に色々説明してくれた。
やっぱ、日本語が通じるっていいなぁ~としみじみ。

ショーは7Fのオーディトリウムで行なわれる。
受付で招待券を出すとショーのプログラムを渡された。
中へ入るとあと15分で始まるというのにまだ2組しか座っていない。
ど真ん中席が空いていたので座って待つ。
もしやこんなガラガラな状況でショーやるの?!

しかしやがてチラホラ人が入ってきて、最終的には
20組くらい集まった。でも席はガラガラだけどね。

予約なんてしなくても良かったけど、ドリンクチケットが付いてくるし、
予約は日本語サイトで返信も日本語だから簡単なので、
私個人的には予約をする事をお薦めする。
繁忙期だと予約ナシじゃ入れないと噂も。
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ショーは思ったより結構楽しくて見てよかった。
服は全部プランタンで買えるらしい。
しかし、ど真ん中最前列だった為、モデルの顔がハッキリ
わかるし、なんかこんな席に私座ってていいのかしら?
てな感じでした。結構モード関係者っぽいのも来てた。

プランタンを出てH&Mへ。
気に入った服やバッグを手に抱え、1時間程
1階と2階を行ったり来たり、試着したりしたが、
貧乏性がたたってか結局何も買わずに出た。

プランタンからマドレーヌ寺院が見えたので迎う。
依然本で読んだ寺院脇にあるビストロでランチを食べようと思って。
本には場所の地図がなかったし店名も書いてなかったので
感を頼りに歩き回る。見つからなければ前回食べたかった
シュークルートを食べにオー・ブレッツェルへ行くつもりだった。

初めはフォションの通りとその裏通りを探したが見つからない。
そこで寺院の柵の中を歩いていると、
ところどころにある寺院の緑の扉の1つに
地元の人々が次々入って行く。

もしや?

と思い覗くと行列が出来ていた。
メニューなどは掲げてなかったが、

きっとココで間違いない!

と思い列にならんだ。
入り口正面におばあさんが寄付の受付みたいな事をしていて、
パリ市民でチケットを持ってなきゃそっちに並べばいいのよ、
とフランス語で教えてくれた。(←勝手な私の解釈)
たぶんマドレーヌ寺院の檀家さんは寄付して
その代わりに手にいれた食券みたいな物を持っているようだ。
(↑同じく勝手な解釈)

列の先にレジが見えて、皆7ユーロを払っていた。
私も払ってレシートを貰い中に進むと
寺院内なので洞窟みたいな狭いスペースに
テーブルと料理のカウンターが並んでいた。

全てのテーブルには誰かしら座っている。
また、人が座ってなくても席ごとに異なる前菜がセットされている。
はて?
どこに座れば良いのかな?

給仕は全てオバサンで、彼女たちは慌ただしく動いていたが、
そばにいた1人を捕まえてどこに座れば良いのか英語で尋ねた。
しかしフランス語専門らしく通じず。
ジェスチャーで伝えたらようやくわかったらしく、
やっぱり前菜が置いてある席は空き席だったようで、
ココでもソコでもいいのよ、と教えてくれた。

クスクスの置いてあった席につこうとすると
オバサンが私の手を引っ張って前菜が並んでいる棚に連れていった。
好きなの選んで、と言っているようなので物色。
サラダや生ハム等4~5種類あったが、
やはり食べてみたかったクスクスにした。
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どこの席も良くみると相席だった。
私の席は4人席だったが、皆1人客だ。
近所のサラリーマンみたいな人も多い。

クスクスは初体験なのでオソルオソル口にしたが、
レモン風味でサッパリした味わい。

美味しい!

パクパク食べていたが、量が多く
(カニ缶に詰めて引っ繰り返して皿にもったみたいな量)、
半分も食べると飽きてきた。

しかし寺院運営のレストランで残したらバチが当たりそうなので、
テーブルに置いてある水を何度も継ぎ足しながら必死に流し込んだ。

皿が空になるとオバサンが、メインはどれにする?と。
しかしメニューがわからないので目の前で食べてる人の皿を指し
同じ物をお願いする。
すると私がテーブルのうえにほっておいたレシートを
オバサンが持っていってゴミ箱に捨てていた。
メインを頼んだ印に捨てるようだ。
お代わり防止か?

オバサンは、カウンターに並んだアルミの料理の入れ物から
メインと付け合わせを順にお皿によそってすぐ持ってきてくれた。
まるで給食のようだ。
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このチキン料理はボリューム満点で癖がないので食べやすい。
美味しい♪きっと家庭料理みたいな感じ?

もう一つのメインは白身魚のトマトベースのソースだった。
付け合わせは同じくポテトとズッキーニ。
ズッキーニが苦手な人は代わりにポテトが倍増していた。

この頃になるとただでさえ狭い通路には
席を探してウロウロしている客がごった返していて満席。
大繁盛だ。
まあ、たった7ユーロで前菜+メイン+デザートのフルコースが食べれて、
当然だけどバゲットも食べ放題、水も飲み放題なのだから当たり前か。

しかも無難な味付けで万人受けするとくれば尚更。
デザートは周りを見ると皆違うものを食べていて、
チョコサンデーやチーズやリンゴ丸ごと1個やタルトやクレームブリュレみたいなもの。
料理カウンターを見るとオレンジやメロンなんかもあった。
私はレアチーズケーキかレモンタルトかわからないが黄色のタルトが見えたので
ソレを指差しお願いした。
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味は酸味があって、それがレモンなのかチーズなのか
良くわからなかったが、爽やかな味で美味しかった。

日本人かはわからないがアジア人は1人だけ見かけた。
でも現地在住か添乗員かって感じで、観光客は全然いなかった。

だから給仕のオバサンたちはマドレーヌという観光名所にも関わらず
英語が話せないのかもしれない。
(もちろん簡単な単語なら話せる人もいる)
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↑店の入り口
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↑ちゃんと案内看板も出ていた

絶対また来よう!と誓い店を出ると小雨がウザイ。
食事も無事行きたかった「Foyer Madeleine」で済ませ
お腹一杯にも関わらず、お財布の中身はまだ暖かい。
よし、今回の旅のテーマのひとつでもある「ケーキ食べ比べ」
第一弾としてまずは「ラデュレ」へGO!
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マドレーヌ寺院からコンコルドへ向かう道沿いにあるラデュレへ立ち寄る。

天気が悪いにも関わらず、結構込んでいて
ショーケース前は持ち帰り客で一杯だった。

やっぱ、ラデュレといえばマカロンでしょ!
って事で、マカロンの詰め合わせを選択。でもマカロンて
ケーキじゃないから、一応エクレールショコラも注文した。
お腹は空いていないのでもちろん今夜用。
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マカロンは全部で16個入っており、全種類はもちろん、
人気種は数個入っている豪華版。箱からして豪華。

無事、今夜のオヤツをGETして、目指すは明日の
ノルマンディー上陸作戦のため、モンパルナス国鉄駅だ。

すでに日本でTGVのみ予約していたので
チケットを受け取りに行く。

チケット売り場ではヒマそうにオシャベリに花をさかせている
駅員さんたちがいて、私が近寄るのを察したのか
満面の笑顔でイケメン駅員が出迎えてくれた。

予約コピーを差し出すと、行き先がレンヌになっているからだろう
「モンサンミッシェルに行くの??」
と、食いついてきた。
すると、
「モンサンミッシェルに行くなら、バスも今一緒に買えるよ^^」
と、とっても親切に教えてくれて、てっきり私は
明日バス乗り場で直接買うしかないもんだとばかり
思っていたので、喜んでお願いした。

しかも値段がガイドブックに載ってるより片道5~6ユーロ安くて
とっても得した気分になった。
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1枚のチケットでTGVもバスも両方乗れるようになっている。

一番心配していたバスチケットも手に入れることが出来
これで明日のモンサンミッシェル行きは一安心だ。
ただ、レンヌでバスへの乗継ぎ時間があまりないので
バス乗り場がすぐに見つかるのかが問題ではあるけれど。。

さて、モンパルナスでの用事も済ませたので
ここらで一服するとするかな。ノドもカラカラ。

そこで、前回訪れたときに気になっていた
老舗カフェ「Le Dome」へ行ってみる事にした。
ここらか歩いてもたいしたことないけど雨が降ってるし
カルト・オランジュもあるので遠慮せず一駅地下鉄に乗って。
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ヴァヴァンの交差点に位置している為、
窓から眺める景色に飽きがこない。
今日は雨がシトシト降り続いているお陰で、こうしてノンビリ店内で
時間を気にせず寛げて、非常に心地いい時間を過ごせた。
私のお気に入りカフェに認定!
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生ビールは何種類かある。
コースターがちゃんとビールとセットになってた。

ボンジューと、おひげのおジイさんギャルソンに
挨拶して店内に入り、しゃべれもしないのにフランス語で
ビールくださいと注文。
帰りもフランス語でさよなら、ありがとう
と、片言だけどずっとフランス語を通してみた。
気分はフランス人。
ギャルソンの渋いお髭のオジイさんも笑顔でフランス語で
返してくれて、最後までご機嫌に過ごせた。

いい店だ~

藤田や美の巨匠たちが通ったとも言われるカフェでの
休息は、モダンな今時のカフェでノンビリするよか
絶対極上の気分を味あわせてくれる。

ヴァヴァン駅周辺にはル・ドーム以外にも
セレクトやクーポールなどが軒を連ねているので
是非是非訪れて欲しい。

1時間少々時間を潰したものの、まだ外は雨。
さて、4時だしホテルへ帰るかな。

地下鉄に乗ってアベス駅へ戻ると、なんと雨が上がっていた。
今更出かけるのも面倒なので、ホテルを通り越し
ブランシュ通りへ。スーパーG20へでちょっと
お買い物でもしようかな。
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色々物色したけど、前回みたいにツマミを買っても食べずに捨ててしまう
可能性もあるため、無駄買いは止めて、明日の電車の中で
食べるお菓子を買った。

私の大好きなチーズ味のスナック。
一番左がチートスみたいな味、真ん中がカールみたいな味、
右端がとんがりコーンだ。
私は真ん中が一番のお気に入り。
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お菓子3つにエビアン1.5L買ってこの値段て安いよね。

ホテルに戻り、早速夕飯代わりにラデュレを食す。
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甘党ではない私も感激したほど美味しいマカロンは
薄いグリーンぽいやつ(たぶんピスタチオ味)がNo1。
めっちゃ美味しかった。しつこく無くて、ついつい手が伸びる。
この日以降もちょびちょび楽しみながら食べた。
(もちろん半分は日本へ持って帰ったけど)

エクレールは激甘!
カスタードが好きな私には、中のチョコクリームも
くど過ぎちゃって、全部食べれなかった。
う~ん。ケーキ食べ比べは断念だな。私には無理^^;

<本日の歩数>
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